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磯のチヌ釣りを主体に考案した食わせ釣法です。当店主が昭和50年(25年前)に月刊釣雑誌にて発表、多くの釣師に評価をいただいている、極めて簡単で効果
抜群、応用次第で更に奥深く高いレベルの釣りができます。
あなたもN釣法をマスターして、自分の仕掛けの一つのパターンとして加えてみて下さい。磯チヌのウキ釣り、磯グレのウキ釣り、船マダイのウキ釣りや天秤フカセなどに応用できます。
はじめにチヌの習性を考えてみる必要があります。人間と違って食べることと、自分の身を守ることしか考えていないと思っていいでしょう。つまり、食欲と警戒心は相当なものと考えられます。釣人に人気がある有名磯やハリ掛かりを経験したチヌなどの警戒心は釣人が考える以上にすごいものですよ!食べたいけど怖い、怖いけど食べたいの連続と思われます。
多くの釣人はこのチヌの微妙なアタリの殆どを見逃していると考えてもいいでしょう。
ここで、チヌの就餌の様子を考えます。民宿の生け簀で何度か見る機会がありました。チヌは一度エサを口でくわえ、少しバックしてクルッと反転して下方へ潜ります。自然の磯周辺のチヌと生け簀のチヌでは多少条件が異なりますが大差はないと考えていいと思います。このエサを口にしてバックするときに抵抗を感じるとパッとエサを放すことが非常に多いと考えられます。この理由で多くの釣人がアタリを見逃していると書いたのです。これらの解決法の一つとしてN釣法を考えついたのです。
これはあくまで悪条件下の釣りにおいて更に威力を発揮すると考えて下さい。参考のために反対のパターンを考えてみましょう。つまり、このN釣法など考えなくてもチヌの釣れることも多くあります。
まず、荒れあとで潮濁りのある時、雨あと川より入る泥濁りの潮、ウネリで泡のできる払い出しのある時(この時は酸素が多く混じり魚等が活性し、食い気が激しくなると考えられる)、それに夜釣り等です。これらはすべて警戒心が薄れると考えられます。このような条件下では少々大胆な釣り方をしても結構釣れます。
N釣法とはこれらの条件と違う悪条件下で効果的なのです。海面がベタナギで、水が澄んでいる時、太陽が照り込んでいる時、潮の動きが悪く、潮位
の低い時等にぜひ試して見て下さい。
それではN仕掛けの本題に入りましょう。ここでは磯チヌのウキ釣りで遊動仕掛けが主体です。竿やリールは皆様が現在愛用されているもので十分です。ウキは好みで長ウキ、円錐ウキ、どちらでも結構です。仕掛けを沈め、ウキに合ったシズは3B〜2号と幅広い。要するに自分の使うウキに合うシズで結構です。水中でNの形になればいいのです。今あなたが作っている仕掛けのハリスの最上部サルカン近くの約10cmほどのところにエサと鈎とハリスを少し浮かせる小さなウキをつけるのです。セル玉
(ピンポン)4号位か硬質発泡のタマゴ型ウキかシモリウキの大くらいでもよいです。図のような形ができればいいのです。このN釣法をマスターされたらあなたの釣りも大幅に変わることを保証します。
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